組合概要
ごあいさつ
従業員の皆様、お疲れ様です。いつもカネスエ労働組合の活動にご理解とご協力いただきまして、誠にありがとうございます。
前期は2023年5月に新型コロナウイルス感染症の法律上の位置づけが、2類相当から5類感染症へと変更され、行動制限が撤廃されるにつれ元の生活が戻ってきた感がありますが、インフルエンザの流行と合わせて、私達の営業活動に直接影響する事態が続いております。一方、社会情勢としては、引き続き原油価格の高止まり、円安の基調の継続し、小売業各社も円安、原料高に電気料金の高騰などコスト上昇が続き、値上げラッシュが起き、長年続いてきたデフレが終焉しインフレに転換するターニングポイントとなる年になり、生活防衛意識が高まる中で、PB商品などで価格を凍結した商品の販売が好調に推移するなど、低価格路線のスーパーマーケットの業績が良い傾向になっています。
このような中で、前期は9月末の浜松ザザシティ店に始まり、1月には関小瀬店、3月に中井田店、4月に豊橋中浜店、7月に津島愛宕店とは浜松ベル21店、9月に豊川蔵子店がオープンし、事業所拡大と共に、組合員総数は8800人を超える組織になりました。
物価上昇とともに本年度の春闘での賃上げ、最低賃金引上げによる賃金引上げがおこなわれ、本年度も更なる賃上げを目指して行く方向性には変わりがないです。一方、「年収の壁」により賃上げにより年収を配偶者の扶養の範囲内に収めるための就業調整を行うことで、働く時間が減り、人手不足に拍車がかかることも事実です。また2024年の物流問題により、物流費の高騰、人手不足も確実な物となっていきます。このような課題の元で、賃上げの内容、従来よりもガソリン価格が高止まりの中で交通費の支給などをもう一度ゼロベースで討議していく年になります。現場の意見が大事です。
現場の意見を収集し、様々な課題を労使協議を行い、組合員の生活向上を目指していきますので、支援よろしくお願いいたします。以上
カネスエ労働組合・委員長 岡戸 政司